現政権で導入の『家政婦特区』に異議あり!

昨日より神奈川県で導入されたという『家政婦特区』に、私は異議がある。施行決定までの経緯が不明なため関係者すべてが非難に相当するか不明であり、政策の推進に協力した県や民間企業には善意の苦慮もあったろうと想像しているが、公の担当者の職務意識については問題を認めざるをえず、政策の「差別的趣旨」について抗議申し上げる。

国連が言っているから言う訳でなく私自身の意見が合致するものだが、日本政府の従来の『技能研修』『技能訓練』政策は、他国民に対する低賃金労働の斡旋強要の実態があり、国連から『差別労働』『奴隷輸入』趣旨の抗議を受けている。私も、問題を認めており怒りを感じている。同政策で、応募移入者が強制送還に遭い死亡した事故も起こっており、しかも、同件では国は被害者のご遺族へ謝罪すらしていない。

2014年11月、私の衆院選立候補は国から届出を妨害され成らなかったが、政権交代を企図し公約政策として《 移民の受け入れ 》を提起していた。同政策については、個人的には20数年前には導入の必要を認めていた。今から20数年前当時、すでに日本の少子高齢化兆候は顕著になっており、また、日本の市井界隈には人生の終の棲家として日本を選び、海外から一家で移住していた方々もあった。

『家政婦特区』政策の提起については新聞で読んだが、実施は未定の旨だったため、施行が確定するようなら抗議する心積もりでいた。その後、話題に出ていなかったようで把握がなかったため、反対した人があって決定が流れたものかと考えていた。

(詳細未調査ですが、とりあえず異議を主張します)新聞では ”国の海外技能研修支援就労者の受け入れ政策について外人雇用の求めに応じた民間事業者が、たまたま清掃業の『ダスキン』さんだけだったから、「家政婦」雇用の特区を定め導入を行う” との旨だが、なぜ、対等の人間として、私たち日本国民と平等な人権を認め、『技能研修』だというなら、選択肢を複数用意して「研修技能の選択の自由」「研修技能の選択権」を認めないのですか。

清掃業も産業として成り立っており、社会に必要不可欠で役立っている職業である事実は否定しない。けれど、個人差はあるとしても、せいぜい10歳から13歳程度、日本の就学年齢でいう小学校高学年から中学生で十分に修得できる身体的労務作業に重きをおく「単純労働」「単純作業」です。高度な特殊技能を要する職業ではない。現在の賃金相場で言えば時給800円から1200円がせいぜいの、フツウに体が満足なら誰にでも出来るカンタンな作業です。早い人なら説明書を読めば即座に実施できる、少なくとも日本語を修得して渡航してくるレベルの生産年齢層の人であれば、せいぜい30分もあれば空で覚えて、2日も研修すれば、日本の未修得者に指導が出来る程度に飲み込んでしまう程度の『技能』ではないかと思います。日本人で、家事経験などがなく飲み込みの悪い人でも10日もあれば覚えてこなすでしょう。

『家政婦特区』雇用に応募し来日した方が「ありがたい」「感謝している」と話していると報道を聞き、私は、今日という今日ほど日本人であることが情けなく涙したことはないです。日本と、ご出身の本国との経済格差について侮蔑的な雇用待遇であっても、前向きに『機会』と捉え「出稼ぎ」に来てくださったものですが、この方は、通訳業や語学講師でも始めれば最低でも時給2000円、事務交渉次第で時間給1万円~5万円程度の仕事が出来る方ではないのですか。日本に生まれていたなら、疾うに高度な技術職や頭脳労働が務まり、ほどほどの要職で良好な業務を提供していただろう人材ではないかと想像します。ご本人次第で日本での先の人生がどう開かれるか未知数であり、来日する転機を得たことが彼女にとって幸運であってくれればと祈るばかりです。「単純労働」について、視点を変えれば、”誰にでも出来る単純労働” だから、母国で就学教養が無いなど不遇な境遇にある人でも、経済格差がゆえにより割りよく稼げる日本での就労機会になりうる可能性は否定しませんが、そういう不遇者を ”支援だ” として専ら「低賃金」の「単純労働」へ宛がう態度は、「偽善」であり「傲慢」であり『奴隷輸入』という非難の謗りを免れない政策だと思います。

被支援者本人が労使条件に納得して来日し『感謝』している、”感謝されて、国際社会に貢献して役に立ってい” とか、そういう問題ではない。日本人が、他国へ清掃業や単純労働の ”留学”などしたことがあるか? アメリカやイギリスに留学するにしても大半は高度な部類に入る学術技能、文化教養の修得に限られる。「カネ」があったら、 ”特別” なのか? 人を大量に殺して強奪した冨でも?

窮乏者にとって目先のカネや仕事が有り難いのは現実であり否定はしない。けれど、2015年1月1日、正月元旦、アベシンゾウ総理の ”コートジボアールの皆さんへ日本社会のお古のミシンを差し上げて大変喜ばれ感謝された” ラジオ放送の一件と同根の問題です。

この件には当時並行して背後で(前年2014年秋頃に)日本政府へ、過激派組織「イスラム国」から邦人人質の身代金要求が携帯電話にはいり、「ボールはそちらにある」と、靖国問題を仄めかす言及があったと、2015年5月頃に政府関係者から情報が提供されたと新聞で報じられた。この直後、自民党最大M派の長、M氏が衆議院議長を異例の時期に突然辞任されたかと思うと、意外なほど急逝された。当時、中韓から首脳会談の前提として靖国参拝中止の条件が出ていたが、安倍内閣及び公人多数は不服として集団参拝を毎季慣行し、安倍晋三総理は海外の方々で「靖国参拝は先祖の霊を敬う日常生活上の伝統的風習」「こちらは常に対話のドアはオープンだ」と演説主張し、中国の要人が「ボールはそちらにある」と抗弁しておいでだった。

その後、東京都で、都が開発された環境改善技術を他国へ指導提携しているなどの取り組みが報道されており、また、JR出身の邦人ボランティアの皆さんが他国の老朽化した鉄道線路復旧の技術協力、元自衛官の方が他国で地雷除去活動に従事されておいでで、JICA(国際協力機構、海外青年協力隊)で活動されている皆さんが「ゴミから有機堆肥を作る指導をしている」等、長期の軍事紛争などで荒廃しナイナイずくしの立ち後れた世界各地域のインフラ整備を、文字通り身を呈して救援されておいでのご活動紹介があり、皆さんのご献身には頭が下がります。

けれど、そうした処から、却って更に文化的価値の意味あいについて趣旨を混同し、混乱をきたしているのでは?

なぜ、アジアの後進国、困窮国から技能修得研修者、それも女性を招くなら、日本社会に於ける最要職資格に類する「医師」資格取得に向けての高度な学識技能養成支援、就学支援、「法曹」界就労資格に準ずる就学支援など、この受け入れを行わないのか。

私は、幾回りか前に、野口英世博士に機会を与えてくれた開かれた大国を思う。

日本国民自身でも、昔よりは増えていても、女性の医師・弁護士資格保有者は男性ほど多くはない。けれど、内情が不安定で近代整備が遅れている国ほど、より高度な学識技能を修得した人材を必要としている。日本企業の文化価値は否定しない。清掃業務でも『ダスキン』さんの画期的な新技術も多少は伺っている。だが、ホテルのベットメイクくらい子供でも修得し就労できる単純作業だ。手法の豆知識の価値は否定しないが、誰でも出来る単純作業で高収入には結びつかず、どんなに丁寧に懸命に働いても低基本給の実働収入だけの業務だ。 丁寧な仕事ぶりや人柄が評価され、大きいホテルチェーンの従業員の教育係に抜擢され、どんどん昇進して課長部長社長に君臨し、後年、外人顧問会長に就任 - 等の出世も可能性としては否定しないが、大きい組織の管理職幹部職へ採用されねば高収入にはならず、本国への土産になる専門技能ではなく、日本国民の就業を支えるための下働きの労務雑務に過ぎないのだ。

何故、最も有用で価値の高い学術技能を分かちあい提供しないのだ?

昔、野口英世博士に機会を与えてくれた大国を思う。野口博士が学業成績優秀でも、貧農の出生で、赤ん坊の頃に負った火傷で手に障害が残り、恩師から日本の学閥主義の閉鎖的風土では学業研究は適わないと、渡米を勧められた話は有名だ。

前にも言及したが、どの学術分野や軍事技術についても、アメリカの皆さんは盟友国 日本へ、常に最高域の知財を提供くださったのではないか? 某理研STAP細胞騒動でも、アメリカでご迷惑をおかけしたイチバンの被害者の感があるバーガンディー(?だったか?)教授だけが、最後まで小保方氏を励ましてくださっていたと印象が残っている。

民間医療機関によってはアジア地域からの他国医師の交換就労や技術提携、看護師の就労採用など交流の取り組みもあるが、こちらは現地で医療資格を取得し就業しておいでの、いわば社会的成功者を招くものであり、後進地域のまったくの困窮者不遇者を救援し、能力に応じた教育の機会を与えるという趣旨ではない。

経済優位者の「差別意識」、貧困者に対する蔑視待遇を見る。政策には格差を埋める努力こそ示すべきで、格差に胡坐をかく政策などあってはならないものだ。

日本国民は、日本で生まれた国民であるというだけで優遇され、人手の足りない家事雑用への労働補填、低賃金の単純労働を他国民へ負わせ、文化的意義の大きい専門技能職へ就労して当然とし、他国民は、たまたま他国で生まれたというだけで、能力に応じた適材適所の就業は見込めず、能力を試す機会すら与えられず、社会底辺の低賃金の単純労働への就労しか許されないのでは、不合理な差別である。

当たり前のように水道が出る、ご飯が食べられる、学校や病院がある、日本の大学は経済困窮者には高くて学費も払えない、暗記事項の膨大な学科試験は「体力(健康)」と「時間」を賄うにたるカネがなければこなせない。半人前のうちから剃髪せず髪の毛を伸ばしてたるんでいる、貧乏人のくせに贅沢だ一人前の稼ぎもないのに義務も先行せず生きている権利なんかない、「死ね」「出て行け」行きつく先は得てしてここなのだ。ひとりひとりの日本人が決して薄情な訳ではないが、群集心理が暴走しての村八分制裁が何時でも何処でも必ず起こる訳ではないが、窮状を救済されず不幸な最期を遂げておいでの方もないわけではない。

「ホシガリマセン勝つまでは」、大戦中の国民の合言葉だが、昭和40年生まれの進学受験生のパロディ標語になっていた。「ホシガリマセン勝つまでは」「自己犠牲」「滅私奉公」が ”美徳” として強制され、大自然との調和的思考や野生への回帰は検討すらされず一方的に犯罪と断定された。

1890年(明治23)発布の『教育勅語』は、1948年(昭和23)、国会で排除・失効確認を決議しているが、日の現実として『失効』しておらず根強く社会に残留している。戦争主催国体『内閣大臣制』『天皇制』。国の責任者が国民に原爆投下の被害を負わせてなお、「総玉砕」を号令し保持したものだ。が、強力に保持されており、いて排除のされようがないのだ

。中学高校校則規則などに男子の坊主刈り、女子の御河童切り・男装短髪の髪型画一強制は、日本各地に「社会で最も評価される優等生の髪型」として励行の風潮が見られ、短髪にしている人は「長いと恥ずかしい」「伸びてると恥ずかしい」と恥じらい、断髪の強制者は「だらしない」「みっともない」と画一的に罵る。 ”社会の慣例慣習” ”国民が大切にしている伝統” であるとる『教育勅語』再開口実の既成事実づくりが公的権力において長期集団強行されている。

日本は、貧しい… 臓腑に染みて感じる。

何が貧しいといって、思考力の不足、思索の不足、思想の欠落、意識の欠如、意志の不在、責任的無能力、滅びるべくして滅びる不合理が解せないのでなく、生きようとする気力そのものを失っていないか。

最近の事例で、裁判の審理が始まる前から、罪人の制裁だとばかりに頭髪を刈ってしまっていると2件ほど報道があり、一件は地方議会議員の横領事件、一件は二十歳前の若者の殺人事件で、ご遺族や陪審員の心証を考慮して弁護士が促すのか、間違ってしまった者の身体に制裁を加えても問題の本質とはまったく関係がなく、無意味以上に問題がある。間違った錯誤者も間違いたくて間違う訳ではない。犯罪加害者も不満足な社会で恵まれなかった被害者なのだ。不遇者をよってたかって嬲り殺しても問題の根本的な解決にはならない。社会には病根が残ったままだ。何度でも同根の事件が後発する可能性がある。

だいたい、そもそもがヘアスタイルを変えたくらいで、お茶を濁して禊(みそぎ)が済んだつもりになってもらっては大問題なのだ。反省し改めねばならない観点を本人も社会も再確認しなければならないのだが、本義本題本旨を見失ったまま等閑にされている課題が山積しているではないか。

貧乏国の女性国民、 刑事被告人、社会的に立場の弱い者が不当に権利侵害を受ける国ではあってほしくない。私は、日本は「やさしい国」であってほしいし、またそうありたいと願う。 「強く」なくていい。「フツウ」でなくていい。 だいたい、 ” 弱い者いじめ” なんかする者は、 本人が耐えかねるストレスの押し付け先を必要としているのだ。

安保強行側は「強い経済」「強い日本」をスローガンに掲げているが、 人間を兵器で殺害するのが「強い」と思い込んでいるなら、間違いだ。ただの人殺しだ。

万人に対する慈愛から衆生一切の罪過をひきうけたキリスト、老荘の無為自然、ガンジーの無抵抗主義。  激しい軍事紛争の最中に非暴力に徹し貫いた偉人たちに、どれほど峻烈強固な自戒自制の意志があったか。 人を不当に侵害する無節操な 乱暴は、 「 強さ」などではなく、惰弱な錯誤に過ぎない。

真に強い人は、 ひろくふかくおおきい心で他者を愛し慈しむ。 愛すること慈しむことは、相手に対する理解が前提となる。さまざまな愛の形が存在し、 ”愛” は形にとらわれないものだが、自分の都合の一方的な押し付けは支援には当たらないことがあり、時と場合によっては善意と解されないこともありうる。

たまたま神奈川県の『家政婦特区』の求人条件に納得されて、他国から日本へ出稼ぎに来ていらしている方があり、関係者はみな納得して喜んでおいでの政策企画ではあっても、私は上記の異議不服で釈然とせず憤懣やるかたない。

現政権の安保強行には死ぬほど異議不服があり、安保廃止、党の解体廃絶がなければ「対案」もありえない話だが(どだい、政権党が国家転覆を強行し中央政府が機能不全に陥っている現状に、抗議の主張自体に弊害を認める)、「家政婦特区」制度への、『医学部』『法曹学部』『パソコン・インターネット情報処理課』ほか、『気象大学校』など高度専門学術課程への就学希望者支援枠を併設のうえ改称するか、または、『家政婦』ではなく『日本企業研修(仮称)』など、改称を求める。

あの政策では『女性差別』『奴隷輸入』の謗りを免れない。

念のため重ねて申し上げるなら、「家政婦」「乳母」「住み込み介護職」は立派な職業には違いなく、社会で必要不可欠であることには高度技能職と変わらない。

けれど、現代社会の産業構造における労働報酬額と学術文化的意義には大差がある。前者後者双方の職業に個人の能力資質的な向き不向きと、それ以前の進学立地の境遇差がある。現在は過渡期にあり世界的な経済格差の解消方向へ政治的努力を促進するべきだと考える。

いずれ人類は宇宙へ進出する。太陽系内の惑星開発の推進前後には地球上の国境を解消して地球連邦政府の設立へ進むべきであり、恒星の寿命が尽きる前に星系外宇宙へ旅立つには、より合理的な開発及び統合の促進を要し、世界の統合について経済格差の解消が望ましいことは自明である。

したがって、後進国困窮国の社会成長を促さず、優秀な人材を低賃金労務に飼い殺し経済格差を広げる愚行は滅びの道をゆく錯誤といわざるを得ない。

投稿者:

武井 直子

◎ 1965年(昭和40年)6月28日神奈川県鎌倉市生まれ。血液型 Rh+A型(遺伝子型ao)。本籍 山梨県都留市(旧 南都留郡三吉村)→千葉県大網白里市(2016年7月現在、同3月に本人の知らない内に親族が現住所へ移転していた為、他日、誤移転を訂正する予定でおります)。千葉県大網白里市(山武郡大網白里町)在住。北海道で保育園に通所、神奈川県横浜市へ居住後、千葉県山武郡大網白里町へ移入。大網白里町立大網幼稚園、同大網小学校、同大網中学校、千葉県立長生高等学校卒業。大学は入学辞退2校、除籍処分1校。1980年(昭和55年)9月外傷以降色々あり現在も病養中。2014年(平成26年)6月より国政抗議活動、同8月政策提言活動を始め、同11月より個人企画「平和党」をなのり国会議員就労志望、議員当選なし。支持政党は日本共産党、生活の党、社民党、民進党、おおさか維新の党、民権9条護持派を支持。

“現政権で導入の『家政婦特区』に異議あり!” への23件のフィードバック

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